だいちゃんのかまぼこや [手づくり絵本]
東日本大震災から約3週間後のこと、新聞を開くと…
なんと、実家の父の写真が、大きく目に飛び込んできました。
しかも全国版だったので、驚きました。
「名産品 存亡の危機」というタイトルで。
これは、関東地方伝統の サメ肉100%のはんぺん のことです。
大震災で、サメ水揚げ日本一の 気仙沼港が全滅で、
原料のサメが 届かなくなってしまったのです。

本来のはんぺんは、サメからできていることを 知らない人も
多いのではないでしょうか。
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昔、東京湾では、サメがたくさん取れてしまい、厄介ものでしたが、
ある人が かまぼこにしてみると…
以外にも、なんとも おいしい味!
たちまち、サメのかまぼこは、江戸の名物となりました。
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しっとりふわふわの本物の味は、「生のサメ」ならではのもの。
冷凍や他の魚では この味は出せず、
大量生産が出来ないため、スーパーなどに並ぶことはありません。
しかし、「生のサメ」をはんぺんにするには、熟練した技術が必要で、
現在では、後継する職人は ほとんど いなくなってしまいました。
(父と弟は、その数少ない職人です)
そこにきて震災の影響で、細々と残っていた伝統さえ 失われつつあります。
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昔、極上のはんぺんは、生のサメを使っていたことを 残しておきたくて、
この絵本をつくって、プレゼントしました。
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あれから一年以上たった今では、大変な時期を乗り越え、
千葉から届いたサメを使って、
「サメはんぺん」、復活したそうです!
だけど、小さな手づくりのお店ですから、
世に出回ることはないと思いますが…
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幼いころから身近に見てきたことが、そんなにすごいこと だったのかと、
新聞記事を読んで、改めて 気づかされました。
はんぶんちょうだい [大好きな本]
長い間 探し続けていた絵本がありました。
娘が幼稚園の時、何度も借りてきた絵本。
読んであげると、おなかを抱えて笑いころげた絵本。
他の本も借りてと言っても、またこれを借りてきてしまう絵本。
魔法にかけられてしまったような絵本。
さて、それがなんというタイトルだったか、思い出せないのです。
17年も経ったら、内容もあまり覚えてなく…
ただ、長新太さんの絵だったというのは、確かなこと。
だってショッキングピンクの空なんて、他に見たことないですもの。
膨大な長さんの絵本を 探す手がかりもなく、時は過ぎていきました。
あんなにも幼稚園児の心をとりこにした絵本は、何だったのか…
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そんなある日、長さん通の方に お会いしまして、
くすぶっていた思いを伝えたら…記憶の断片を。
そしたらすぐにわかりました!さすが!
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はんぶんちょうだい
山下明生・ぶん 長新太・え
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これこれ。
1995年 第一刷
あの当時 読んでいた絵本がありました!
早速その古本手に入れて、読んで感動。。。
長年の胸のつかえが取れました。
今になって、この絵本の面白さが しみじみわかったのです。
子どもの心をわしづかみにする 文と絵の素晴らしさ。
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ところが… 大人になった娘に、この絵本見せましたら…
「何コレ?」って。
覚えてないどころか、「つまらない。」だって…。
あの頃は、あんなにハマっていたのにな~。
子どもの感性は、大人になると変わってしまうものなのだ。
だから、大人が子どもの本を描けるって、すごい能力。
ますます、長さんを尊敬してしまう。
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雪解けのころ<祭り> [私のイラスト]
豪雪地帯も、そろそろ厳しい冬の峠は越えたようです。
雪解け水の川が、キラキラきれいです。
「Meltwater」 和紙
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それでもまだまだ寒い3月3日、新潟県南魚沼市の浦佐毘沙門堂で、
「裸押合い大祭」がありました。
これは、1200年続く 日本三大奇祭のひとつであり、
10万人もの人が訪れ、とても盛大なお祭りでした。

裸の男性が、水行した後、福を求め、押し合いながら参拝します。
その様子がすごい!
気合入っています!
冷たい水と ろうそくの蝋を浴び、みんなフラフラになりながら、
夜中じゅう、延々と掛け声が響いていました。


メインは夜ですが、朝からイベント目白押しで、
お寺の屋根の上から投げられる福餅、福物を 皆で取り合いです。
観客も押合いで、雪をも解かす、ものすごい熱気!
こんなに熱く燃える伝統的なお祭りは、初めてでした。
初心にもどって [手づくり絵本]
「めんどくさがりやのおばあさん」
手づくり絵本を始めたのは、15年くらい前かな。
公民館の手づくり絵本講座で、私の初めての絵本が生まれました。
絵本作家の やべみつのり先生に教わりました。
お母さんが子どものために作る 世界でたった一冊の絵本。
ストーリーを考えて、練り直し、絵を描いて、文字を書き込んで、手製本する。
長い道のりだけど、完成した時の感動は、何物にも かえ難い。
出来た絵本は、地域の子どもたちに、直接手に取ってもらったり、読んであげることで、
喜んでくれる姿を見て、こちらも さらに 感動をもらえます。
どんなにヘタな 絵や文章でも、
原画の手描きの ぬくもりに触れると、
子どもたちの瞳は輝き、態度で返してくれるのです。
それが次の絵本を作る原動力となり、また子どもたちへと、つながっていく…
だから、手づくり絵本は、面白い!
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ところが… このところ…
もう少し上達したいと、願ったからか…
絵本について、学んだからか…
絵本があまり作れなくなってしまいました~
作ろうと思うほど、作れなくなっていく苦しみ。
もう、あの頃のように、アイディアがポンポン浮かんでくることがないのです。
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それはたぶん、絵本を見せる相手が、
子どもから大人に変わったからだと、気がつきました。
自分の稚拙さを認識してしまうと、
お話を考えることさえ、怖くなる…
原画を製本することに躊躇したら…
印刷絵本では感動は半減してしまう。
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だけど、「手づくり絵本」と「商業絵本」は、
目的も、作り方も、性質も、まったく違うけれど、
どちらも根底にあるものは、きっと同じはず。
絵本の先に、子どもの笑顔が見えたり、
誰かが何かを感じてくれたらいいなという気持ち。。。
大切なことを思い出して、進んでいかないとね!!
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行ってきました福島へ [お出かけ]
矢祭町「もったいない図書館」 手づくり絵本コンクールの表彰式と、
審査委員長の柳田邦男さんと あべ弘士さんの対談のため
福島県へ、泊りがけで行ってきました。
もったいない図書館は、1年前にも書いたように
すべて全国からの寄贈本でつくられた 素敵な図書館です。
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ずっと心配していた この場所に、再び戻ってくることが出来ました。
震災の被害も大きかったはずなのに…
みんな 変わらず、温かく迎えてくれたのです。
ほんとうに感謝の気持ちで 一杯です。。。
絵本修行中の私にとって、実りある福島の旅でした。
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柳田邦男さんに書いていただいたサイン(一部分)
教師の文字を いろいろと置き換えてみたりして…
とても意味のある 深い言葉ですね。
しまい込まないで、かかげておこう!
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BBモフランさんとワークショップ [お知らせ]
12月3日(土)
冷たい雨降る中、ワークショップにお越しくださり
ありがとうございました。
自分たちが作ったアート楽器で
BBモフランバンドと舞台で演奏して、楽しかったですね。
コンサートも感動!

(モフランさん楽器作りも見に来てくれました)
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BBモフランさんは、劇団四季「ライオンキング」の初代パーカッショニストであり
世界で活躍しています。
現在、母国コンゴに、学校をつくるため、チャリティーコンサートなど行っているそうです。
素晴らしい方です~。 (詳しくはこちら)











